地震のこと。

3月11日。わたしは普通に仕事をしていました。少し縦に揺れた後、長く横に揺れだしました。職場は震度4。北海道は大きな地震があまりない場所なので、こんなに大きく揺れを感じたのは私は初めてでした。北海道でこんなに大きく揺れたのだから、震源地はもっと大きいんじゃ・・・恐る恐るインターネットを開いてみると、宮城県震度7。目を疑いました。ニュージーランドの映像が頭をよぎっていました。実際はもっともっと酷い状況だとは、この時の私には想像がつきませんでした。

立て続けに余震がきたり、津波警報が出たり。次にまた大きい地震がきたら従業員全員避難すると課長が言っていましたが、幸い避難することにはなりませんでした。仕事を終え、たまたま外回りをしていたダンナが迎えに来てくれました。吹雪の日より、極寒の日より嬉しかったです。家に帰り、テレビを見て本当に驚きました。津波がこんなに恐ろしいものだとは・・・。壊滅という単語が出ているとは・・・。被災者の方が家族と離れ離れになって涙している姿を見て、私も涙が出ました。一人でも多くの方が大切な人と会えますようにと願います。


次の日からの北海道は地震前と変わらない普通の毎日すぎて、これでいいのかとわからなくなってしまいます。被災地で支援にあたっている人、壊れた物を復旧させるために働いている人、被災者を勇気付けるための活動をしている人、本当に頭が下がります。自分にできることは何だろう。節電と少しの募金くらいしかできませんが、大切な人と一緒にいられることに感謝して過ごしていきたいなと思います。